Homu peji de seiko shitakattara yomu hon. Tankobon Hardcover – March 1, 2014

筆者が同じ年齢と言う事もあって、勝手に縁を感じさせて貰っています。これで3冊目になるかと思いますが、全て読ませて頂いております。結構前になりますが、そもそも筆者の事を知ったきっかけは、SEO対策の教本を販売している時から。となりますので、若干SEOの最新ノウハウも掲載をされているのかな？と思ったのですが、その辺りは基本的にはないです。と言うのも現在のSEO対策はSEO対策＝顧客対策（ページを見てくれている人に正しく情報を伝えて、満足をさせているか？）と言う事になると思いますので、その辺りは、もう必要ないのかもしれませんね。私自身はホームページ制作。と言うのを人から依頼を受けて、仕事として行っている立場ではないのですが、以前に知り合いに頼まれた際に、サイトコンサルタント的な形で、携わった事があるのですが、言葉は悪いのですが、こいつ舐めてるのか？と思う位、ホームページへの認識が甘かったのですが、その時の事を読んでいて思い出しました。本書で紹介をされている内容としては、ホームページについて、言葉を選ばずに言えば、無知な人であったり、夢を抱き過ぎている人のケースが多く掲載をされています。実際に、インターネット関連以外の業種の人の場合、こうした認識の人は驚くほど多いのかな。と思います。今までにも、インターネット関連以外の業種の人で、サイト担当者の方と、結構やり取りをさせて来て頂きましたが、この本に掲載をされているパターンは極めて多いです。本書の中で、最も共感をする事が出来た部分としては、サイト制作会社のゴールは、クライアントを納得させる事＝見栄えが取りあえず良いサイト。と言う点になります。本当にこの点に付きます。どうせなら見栄えが良い方が、そりゃ当然良いと思いますが、そもそものサイトを制作する目的が浮遊してしまっているケースが本当に多いと思います。あんまりサイトに詳しくない。と自分で思っている中小企業のサイト担当者には是非とも読んで頂きたい一冊です。私自身もインターネット関連の仕事をしているのですが、やはり見栄えだけ良いサイトを作っている会社などを見ると、業界全体に対して悪印象を持たれてしまう様な気がしてしまい、何とかならないものか。と思っていました。こうした正しいガイド的な書籍が売れてくれる事で、誤解であったり、サイト担当者自身に業者を選ぶ目を養って貰えたら、全然関係の無い第三者ではありますが、嬉しく思います。筆者自身のサイトリニューアルのポイントなども、数としては多くはないのですが、列挙されている部分があったり、画像付きで上手く行っていなかった時のサイトキャプチャと、リニューアルして、成功をした時のサイトキャプチャが掲載をされているので、私としては、この辺りをじっくりと拝見させて頂き、自分のサイト作りに、少しでも吸収をする事が出来たら。と思っています。大ざっぱに言えば、インターネットマーケティングに関する書籍となりますが、その基本的な土台作りに役立つ書籍になっていると思います。

概ね同意できる内容ではあるのですが、残念なのは、文章力がなさすぎること。どういうことを言いたいのかを理解するのに何度も同じ所を読み直さなければならないので、読むのに時間がかかります。せっかく具体例を挙げて説明されているのですから、もう少し全体の構成も含めてわかりやすく読みやすい文章に仕上げて欲しかったです。

筆者は、ホームページ製作会社として、８年間以上ホームページ相談を受けてきた専門家です。前回の２冊の書籍はとっても勉強になる内容でした。今回は、ホームページに関する１％の罠を回避することで、ホームページからの利益をあげる事ができるという、数々の実例を紹介していますので、効果のほどが実感できます。また、HPを売れるようにすることについて、重点的に書かれているので、もし、自分で会社を起こしたら、望月さん会社に依頼したいと思う。そんな心境にさせてくれる内容です。ここまでの説得力は８年間の賜物ですね。

ごもっともの連続です。これだけの有意義な情報をこの価格で知れることは大変ありがたいです。次の本も楽しみにしてます。

さすが、専門でビジネスをしてる方だけあって勉強になりました。多々、参考になる項目があり買って良かったと思います。